07 Feb 社会に届けるアート講座 #02
「国内外のアートプロジェクト事例紹介やポートフォリオレビューなど」
Art Initiative Okinawa(AIO)では、社会とアートを繋げることを目的に、アーティストにとって役に立つ様々なルートやツールなどを紹介する「社会に届けるアート講座」を開催。その第2回目となる講座では、県内を拠点とするアーティストへの具体的な支援として、才能発掘やネットワーク形成の場となることを目的として行う。学生やアーティストとしてのキャリアステップを考えている方などを対象に「自己紹介や自己PR方法のブラッシュアップ」をテーマに講座を実施。
今回は、ゲストに2000年代の前島アートセンター主催のイベントやまちの中のアート展wanakioのキュレーターを務めたKAB Library and Residency(墨田区京島民泊図書館)代表の嘉藤笑子さんをお招きし、これまで手掛けられた国内外の様々なアートプロジェクトやアーティストネットワークの事例などを伺う。
また、2005年に始まったArt Autonomy Network[AAN]の活動についてなど、オルタナティブアートによる社会との繋がりを作る開拓者としてのお話も伺い、講座の後半では、参加者によるプレゼンテーションの時間を設け、自身のアート活動や作品、企画したい展覧会やプロジェクトの構想などを発表していただき、ゲストの嘉藤さんやAIOメンバーからのアドバイスをフィードバックする。
日 時:2021年2月7日(日)19:00〜22:00 (180分)
内 容:
1. ゲスト嘉藤笑子さんの自己紹介
2. 嘉藤笑子さんによるトーク
3. 県外・海外へ繋がるためのアーティストの自己PR方法について
4. AIOメンバーと嘉藤笑子さんによる事例紹介とディスカション
5. 参加者によるプレゼンと、ゲストなどからのフィードバック
対 象:沖縄県内を拠点に活動するアーティストやキュレーター、またはそれらを目指す学生、アート関係者など
プレゼン方法:PowerPointやホームページ、作品画像などをZoom画面で共有し、説明する。
プレゼン内容:作品(ポートフォリオ、ウェブサイト)、実現したい展覧会プランやプロジェクト等
プレゼン時間:約5分(1名あたり)、フィードバック5分
方 法:Zoomオンラインミーティング
ゲスト
嘉藤笑子 Emiko Kato
東京都生まれ。跡見学園女子大学/武蔵野美術大学兼任講師。1995年6月、ロンドン大学コートールド美術研究機関、修士課程研究生修了。1993年6月、シティ大学大学院文化政策運営学部博物館美術館運営学科修士課程卒業。Art Autonomy Network [AAN](2005-2020)を組織し、国内外のアートプロジェクトのアーカイヴやアーティストネットワークを手掛ける。日本橋NICAにて「DIALOGUES 国際現代美術展」2015、2017などを多数企画している。2020年1月にKAB Library and Residencyという宿泊型の会員制図書館を開設した。コロナ禍において「すみだ向島 EXPO2020」の関連事業としてKAB Art Book Campを開催したほか、オンライン読書会や藝術英語塾などでネットワーク形成に尽力している。KAIR 神山アーティスト・イン・レジデンス(徳島県神山町)の評価委員(2005~2019)。現在、文化資源学会/日本文化政策学会会員、向島学会理事。NICA:Nihonbashi Institute of Contemporary Artsのキュレトリアル・ディレクター担当、「藝術英語塾」主宰。
モデレーター
平岡 昌也(ひらおか まさや)
澁谷 夏恵(しぶや なつえ)